【英語】純ジャパがTOEFLiBT103点を取るのに効果的だった対策

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日本人にとってTOEFLのハードルは高い

TOEFLを主催している組織であるETSが発表している資料によると、日本人のTOEFLの平均点はおよそ70点ほどです。平均点が90点以上がざらであるヨーロッパの国々と比べると「そりゃそうだろ」という感じですが、実は中国、台湾、タイなど英語を母語としないアジアの国々の平均点は80点前後。アジアの国の中でも最低値に近い数字をとっています。

つまり、日本人にとってはTOEFLの試験はかなりハードルが高いものとなっています。そのため、闇雲に対策するのではなく効率的・計画的に勉強をする必要があるでしょう。

以下、私が実際に103点を取るまでに試行錯誤をした結果、有効だったものと有効でなかったことをパート別に紹介していきたいと思います。

TOEFL iBTのパート別対策

リーディングは単語・文法力だけでなく国語力が必要

TOEFLのリーディングでは、英文を理解する能力だけでなく、文意を適当に把握できるかどうかの能力が問われています。 つまり、全体として要点を掴めているか?という読解力がキーになるため、一文一文が逐語的に翻訳できるだけでは、リーディングの点数は伸びません。

とは言っても、TOEFLの文章は一文だけ切り出して見てもわりと難易度が高かったりしますし、読解力と言っても問われる問題の形式は限られてきます。 なので結局のところ「単語力を鍛える」「過去問を解きまくり問題のパターンに慣れる」の両輪がベストです。

単語

TOEFLのリーディングで扱われるトピックは、歴史・生物・地学・心理学・政治など特定のアカデミックな領域に偏っています。 従って、特定のトピック / 特定の単語が繰り返し出題される傾向にあります。

なので、まずはトピック別に長文を読んで、頻出する表現や単語をまとめて覚えてしまいましょう。 過去問などを解く際も既に覚えている単語と関連付けて覚えることができたり、ほとんど似たような主旨の文章が出ることすらあるので効率的です。

この目的で私が利用したのは以下のMcGraw-Hill Education 400 Must-Have Words for the TOEFL, 2nd Editionという参考書です。

McGraw-Hill Education 400 Must-Have Words for the TOEFL, 2nd Edition

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トピック別に単語を確認する→長文を読んでどのような文脈で登場するか理解する、という構成になっているため、しっかり目的を果たしてくれます。

基本的には上記の400 Must-have Wordsだけで十分ですが、どうしても不安だ、という方には以下の【CD3枚付】TOEFLテスト英単語3800 4訂版 (TOEFL(R)大戦略)がおすすめです。 ただ、個人的にはほとんど手を付けず、ペラペラめくった程度でした。必須ではない感じだと思います。

【CD3枚付】TOEFLテスト英単語3800 4訂版 (TOEFL(R)大戦略)

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過去問を解く

上記で単語力の土台を築いたあと、TOEFLの公式ガイド・TOEFL Practice Onlineの問題・過去問など計30題を解きました。

The Official Guide to the TOEFL Test with DVD-ROM, Fifth Edition

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このとき注意してほしいのが、

  • 時間を測って15分で解く
  • 出てきた単語でわからなかったものは全て調べる
    • 特定のトピック / 特定の単語が繰り返し出題されるので!

の2つを厳守することです。

TOEFLのリーディングセクションは1題あたり20分ほどの時間猶予がありますが、普段から20分で解く癖を付けていると、本番で詰まった時に取り返しが付きません。

なので、絶対に15分で解き、本番ではもし時間が余れば見直しができる程度の余裕を持っておきましょう。

リスニングは集中を切らさない訓練を

TOEFLのリスニングも、ほとんどリーディングと同じ対策が必要です。 つまり、一語一語を正確に聴き取ることだけではなく、全体の大意をおおよそ掴み取ることが求められます。

とはいっても、まずは丁寧に聴き取るための「精聴力」が欠かせません。 精聴力を付けるには、リスニングプラザでディクテーションを行うのが効果的です(なんと無料!)。

ディクテーション用の穴埋めシートもあるので、ダウンロードして印刷しましょう。 この教材を使うと、普段いかに適当に英語を聞いているのかが露呈されます。 答えを見ようとすると「本当に見ますか?」と何度も問われてスパルタなところも魅力的です。

次に、全体の大意をおおよそ掴み取る訓練には、最小限のメモを取る練習が有効です。 TOEFLの会話スピードはわりと早く、かつ内容自体もメモを取らないと覚えきれない量があります。 そのため、メモを取りすぎてもリスニングの集中を削ぎ、取らないと思い出せない、というジレンマが発生します。

たとえば、以下のようにメモを取る練習をしてみてください。

  • relationはrltn、photosynthesisはphtsnthsなど、子音のみで書き取る
  • thereforeは→、butは<->、for exampleはeg.など論理関係は記号化する
  • 複数の登場人物がいれば、大抵それぞれに意見があるので先に表を作っておく
    • 例)生徒と教授
    • 例)立場Aと立場B

題材は過去問を使えばOKです。これ自体が大意を掴むための訓練になりますし、本番でも同じルーチンで問題が解けるので非常に効果的です。 ちなみに私はメモを取る時以外は目を瞑るようにして、視覚からの余分な情報もできる限り避けるようにしました。(騙されたと思って試してみてください。)

スピーキングは発声訓練とジョセフ先生でOK

TOEFLのスピーキングでは、日本式のTOEICや英検などと比べると遥かに発音やイントネーションなどの流暢さ(fluency)が重要視されています。 さらに、適切に構造化されているか?合理的か?などのロジカルさも求められます。

したがって、まずは基本的な発音やイントネーションを学ぶ必要があります。TOEFLアメリカ発祥のテストなので、アメリカ流の発音方式を学んでおくことが無難でしょう。私はMastering the American Accentを使って発音・イントネーションの練習を始めました。網羅的で練習も充実している本格的な参考書です。

Mastering the American Accent

Mastering the American Accent

また、TOEFL試験が近づいてきた時期は、DMM英会話で発話訓練もしていました。いつもひとりで練習していると本番でわりと緊張するので、直前時期にオンライン英会話をしておくことはメンタルトレーニングにもなります。

次に、ロジカルさの対策としてはTOEFL iBTに汎用的な論理的構造化のフォーマットを学んでおけばOKです。 これについてはnotefullのジョセフ先生で間違いありません。 ジョセフ先生が必要十分なフォーマットと、それを試験でどのように利用していけばいいかを完璧に教えてくれます。 日本ではあまり知られていないようなのですが、もはやTOEFLスピーキング対策の鉄板と言っても過言ではないでしょう。

ライティングはふたたびジョセフ先生一択

TOEFLのライティングでは、量と質との両方が求められますが、スピーキングに同じくnotefullのジョセフ先生のメソッドに従えば確実に28点は目指せると思います。

ジョセフ先生の教えの中でも、特に以下の3つは重要なポイントだと思いました。

  • 最初の5分は全体の論理構成を考えるのに使い、最後の5分は見直し
    • いきなり書き始めるのはうまくいかないことが多い
  • パラグラフは4〜5つでWord Countは500を目標にする
    • 最低でも400Wordは書かないと高得点は望めません
    • ふだんからコードを書いていてタイピングが早いのはアドバンテージになったかも(?)
  • パラフレーズを意識する
    • 同じ単語を繰り返し使っていると加点されません
    • 常に表現が冗長でないかを気にしていました

さいごに:モチベーションの維持も大事です

TOEFLの勉強をする目的は人それぞれあるかと思いますが、根を詰めてやるよりは楽しみながら勉強できるとよいかと思います。 勉強を通して英語が嫌いになってしまっては元も子もありませんよね。

私は、上記の学習以外に

  • 英語のPodcastを聴く
    • 映画や音楽など、趣味のものを中心に
  • 洋ドラマや洋画を見る
    • 字幕付きで。Big Bang Theoryをよく見ていました
  • 洋楽を聴く
    • たまに歌詞を見ながら。Ed Sheeranをよく聴いていました
  • TEDを見る
    • やや真面目系ですが、興味のあるTechnologyやDesignのものを中心に見ていました

などを日常的に行っていました。試験対策以外に英語のコンテンツに触れるのはモチベーションの維持になりますし、汎用的な英語力の向上にも繋がります。ぜひ自分が好きなコンテンツを見つけて、繰り返し見てみてください。みなさんもTOEFL100点を目指してがんばってみてください :)