『UXデザイン入門』に学ぶ、行動変数に基づくユーザーモデリング
- 作者: 川西裕幸,潮田浩,栗山進
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2012/01/26
- メディア: 単行本
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ユーザーモデルとは
- ユーザーの特徴やニーズを表現したもの
- デザイン調査の結果とデザインを繋ぐ
ペルソナ/シナリオ手法
- 特徴的なパターンを見出しセグメンテーション
- メンバーで共有可能な「わかりやすい形」に変換する
フロー
- 行動変数の抽出
- データのマッピング
- セグメンテーション
- ペルソナの作成
- 行動シナリオの作成
- ゴールの導出
行動変数の抽出
行動変数とは
- ユーザーの利用状況・態度・意識・行動傾向・知識など
- データから自分で定義して1次元の軸にする
KJ法
- 各ユーザーのデータからユーザーの特徴を表すものをキーワード化する(付箋)
- 関連するキーワードでグルーピング
データのマッピング
- 軸上に各ユーザーをプロットする
- 傾向がある部分を◯で囲む
- そのセグメントの数=作成すべきペルソナの数である
ペルソナの作成
- 前段階で作成したユーザーモデルの骨格の肉付け
- エンジニアやデザイナーが「共感」出来る程度までディテールを作り込む
ディテール
- 顔写真・名前・年齢・趣味は?
- 行動変数と相関があるデモグラをうまく利用
- 利用状況は?
- 最終的に何を達成したい?
行動シナリオ
- 作成したペルソナが主人公の物語を作る
- 具体性を保つため事実を歪曲しなければ着色してよい
- 最後に、ユーザーがこのツールを使って最終的に成し遂げたい目的・ゴールまたは獲得したい体験を記述
ポイント
- 人物からその人物の構成要素を抽出し
- 軸をユーザーの行動ベースで定義
- セグメンテーションを行う
- セグメントの構成要素から代表元(ペルソナ)を作成
- より具体的な人物像に逆変換